1,300年の美少年~阿修羅像

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念願の「興福寺建立1,300年 国宝阿修羅展」

に行ってきました。♪


阿修羅像にはじめて会ったのは、修学旅行のとき。

ほぼ一目ぼれです。なんて、清らかでうつくしいのでしょう!

今回、お久しぶりの東京での再開です。

しかも、興福寺ではガラスの向こう側で、ちょっと光ってみにくいのですけど、

今回の展覧会では、生ですよ~。す、すごい。隔てるものがなにもないのです。

しかも、360度ぐるっとみれちゃう!う~ん、太っ腹。これは見に行くっきゃない。
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まず、入り口には、興福寺の写真がババ~ンと、ライトアップ、ますます期待がふくらんじゃいます。

まずは、出土品の水晶や、ガラスなどが展示。軽いジャブがきたのかと思いきや、これが

下からライトアップされたりして、美しかった。

阿修羅像はもと興福寺西金堂に釈迦三尊、梵天帝釈天、四天王、十大弟子像などとともに安置されてい

八部衆のうちの1体です。今回ほかの八部衆も展示されています。

これが、またいいのよね~。それぞれ、個性的で、美しかったり、かわいらしかったり、りりしかったり

それぞれ、見飽きないです。

そして、釈迦の十人の主だった弟子の像のち、六体も展示されています。

これが、また、深い精神性を感じさせるものですばらしい。
  


そして、いよいよ阿修羅像に再会です。

まず、やや高いところから見下ろす形で、阿修羅像に会えます。

う~ん、うつくしい・・。

自分と同じ空間に存在する阿修羅は、これがただの像とはおもえないほど存在感があり、

一種近寄りがたい気高さと、少年のあやうさを併せ持つ魅力がありました。

TVや写真などのメディアを通した阿修羅は、複数の腕を持つ異形さと、直線的な体のラインで、

全体に硬い感じがしてしまいます。

でも、本物は数倍美しいです。異形はまったく気にならないし、なによりも、やわらかな頬のカーブに、

触れれば体温すら感じるのではないかと思えてくるのです。

すばらしいです。まさしく、国宝。



東京での展覧会は6月7日まで。

このあと、九州。それから、興福寺で、お帰り展があるそうです。

できれば、興福寺でもう一度、ガラスの向こうに行ってしまう前に、もう一度会いたいです。

美しい阿修羅像に。

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阿修羅 奈良・興福寺小川光三/撮影 [本]
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