「シネマまえばし」が好き!
昔、東京にはたくさんの名画座があって、学生だった頃の私は、少しでも時間が
空くとせっせとあちらこちらの名画座に通っていました。
住んでいた場所から一番近かったし、3本立てという豪華さに引かれて一番よく行
ったのが三鷹オスカー。
三鷹オスカーで3本立てを見る前には、サンドイッチと飲み物を買い込んで、それ
こそ一日中映画三昧。
今思うとなんと言う贅沢さ!
その他、池袋文芸座、中野、早稲田松竹、ギンレイホー
ル、など行きました。
かかる映画は名画座というくらいで、どれもこれもおもしろい。
短大の2年間で見まくった私は、しまいには、名画座でかかる映画はみんな見たことのあ
る映画ばかりになってしまいました。
たったの2年間でしたが、私と映画の蜜月といえる日々でした。
実家に帰ってからは、家の近くの映画館に気に入った映画がくれば見に行くくらい。
たまには、東京にいったときにミニシアターチックな映画を見ました。
でも、やっぱり名画座でかかる映画のほうが、面白いと感じられましたね。
でも、、東京まで行かなければ、名画座なんてない。
かなしい。。
と思いきや、近くに名画座ができたのです!
「シネマ前橋」です。
うれしい!
この名画座のすばらしいところは、
いい映画なら古今東西問とわずかかるところ
です。
昔の白黒時代劇から、アジアの知られざる
(私が知らないだけ?)名画まで。
しかし、やっぱり私にとってうれしいのは、ヨーロッパの昔の映画。
とばかりに狂喜して、せっせと通う。
シネコンで映画を見るしかなかった今までの日々
が、私にとってはいかに不本意であったか痛感す
ることしきり・・。
シネマ前橋、今月は小栗康平全作品上映です。
12月はいろいろと忙しいので、全部は無理としても何作か、
少なくとも、「死の棘」くらいは観にいきたいですね。
シネマまえばし 開館一周年記念
小栗康平 全作品全上映
■死の棘 12月4日[土] - 12月23日[木]
(1990年・114分 / 松竹・松竹第一興行製作)
それから、年末押し詰まってからナント、
「世にも怪奇な物語」!の上映。
大掃除もしなければならないのに、困った。
絶対観にいきたいではないか!
というわけで、以上
私の、「シネマまえばし」へ足繁く通う日常生活なのでした。
エドガー・アラン・ポーの原作を名匠方が描く3話からなる怪奇幻想物語。
第一話『黒馬の哭く館』
第ニ話『影を殺した男』
:ルイ・マル監督
出演:アラン・ドロン、ブリジット・バルドー、カティア・クリスチーヌ
出演:アラン・ドロン、ブリジット・バルドー、カティア・クリスチーヌ
第三話『悪魔の首飾り』
:フェデリコ・フェリーニ監督
出演:テレンス・スタンプ、サルボ・ランドーネ
出演:テレンス・スタンプ、サルボ・ランドーネ