子は育つ~手にはハンドクリーム、口にはよだれ~

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毎週決まった時間にTVの前に座るということが出来ない性分なので、ほとんどTVドラマはみないのですが
 
フリーター、家を買う。』を見てます。
 
(フリーター、いえをかう。)は、2009年に刊行された有川浩による日本小説作品、またはそれを原作とした2010年テレビドラマ作品。
 
ストーリー
大学を卒業して就職したものの、会社に馴染めず三ヶ月ほどで会社を辞めてしまった武誠治は、以後再就職も出来ずにだらだらとフリーター生活を送り、その事が原因で父との口論が絶えず、母はそんな誠治をかばい続けて来た。だが、ある日母がうつ病になってしまい、姉からもだらしのない現状や自身が気づかなかった母親の苦悩を容赦なく指摘され、このままではいけないとようやく考え始める。 当面の目標として、まず就職することと100万円を貯めることを決め、誠治は家族のために一念発起し、バイトに就職活動に母の看病にと奔走する。
ウィキより
 
はじめは、このドラマの一話目を見た2ちゃんユーザーの方々の反響の大きさに興味を引かれて見始めました。
 
主人公は嵐の二宮君が演じているのですが、そのダメっぷりがとても他人とは思えない、というのが2ちゃんねら
 
ーさんたちの反応でした。
 
その点については、そんなものかと思いましたが、
 
今このドラマで、私も含め日本中の母親がキュンとなっちゃっているシーンがあるのです。
 
それは、鬱をわずらう母親の手に、二宮君がハンドクリームを優しく塗ってくれるシーンです。
 
このシーンはほぼ毎回あるのですけど、これはたまりません。
 
自分の子供にハンドクリームを塗ってもらう。。。
 
子供なんて手がかかるばかりだとばかり思っていたのに~ですよ。(笑
 
ちょっと、うるうるです。^^;
 
ウチの息子にはまだそんなこと照れくさくて頼めませんが、この先もしそんなことがあったら、子育ての苦労なん
 
て、全部それでチャラです。
 
息子が赤ちゃんの時なかなかオムツが取れなくて、賃貸の畳の部屋にウンチ洩らしたのも許してあげるわ。(笑
 
なあんて、思いましたよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
潜水服は蝶の夢を見る」日本版予告編
 
 
 
 
 
潜水服は蝶の夢を見る」の主人公は、パリのファッション誌「ELLE」の編集長だったジャン=ドー、42歳。彼は、超一流の服を着て、超一流の食事と酒を楽しみ、超一流の旅を満喫して、超一流の女と戯れている、そんなちょいワルオヤジだ。だが、ある日、愛車のジャガーを転がして、パリ郊外の(事実婚状態の)妻と暮らす子供たちの元へ遊びに行った帰り、彼の人生は急転直下する。脳梗塞を起こした彼は、左目の瞳と瞼の筋肉としか動かなくなり、左目の視覚と聴覚以外のすべての感覚がマヒしてしまうのだ。
肉体という檻に閉じこめられた“ロックト・イン・シンドローム”という症状に陥り、潜水服を着たような状態になったジャン=ドーは、絶望の淵に落とされるが、蝶のように飛躍できるイマジネーションと記憶を頼りに自伝を書き始める。http://eiga.com/movie/53278/special/
 
 
 
 
この映画の主役のマチュー・アマルリックは、
 
元気な頃はエネルギッシュでセクシーで知的で、若い頃アル・パチーノみたいで素敵なのですが、
 
脳梗塞で全身麻痺になってしまうと、容姿も一変してしまう。
 
その落差はぎょっとするものがあるのですが、彼の家族は変わらずやさしく接してくれる。
 
まだ42歳の彼には、小さな子供たちが3人もいるのだが、ゆがんだ顔にキスするときもためらう風もな
 
い。愛人のところに去っていってしまった父親だというのに。
 
子供というのは、どんな親でも思ってくれるのだ。(泣
 
 
 
浜辺に車椅子の父親を連れ出して散歩するシーンでは、父親の動かせない口元から流れるよだれを、
 
まだ10歳くらいの長男が、そっとぬぐってくれる・・・。
 
瞬間的にうるっと来ちゃいます。
 
今思い出すとまたウルルと・・・。
 
 
 
いつまでも負うばかりだと思っていた子に、負われる日がくるのですね・・。
 
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 よだれといえば、
 
ウチの長男はめちゃくちゃよだれの多い赤ちゃんだったなぁ・・・。