メゾンドヒミコ
監督 : 犬童一心
出演 : オダギリジョー,柴咲コウ,田中泯,西島秀俊,犬童一心,渡辺あや
製作 : アスミック
この映画、
しょっぱなから、柴崎コウが「ブスブス」と言われまくっています。
いくらノーメークでも、彼女はブスじゃないですよ。スタイルもいいし。
そこで、ちょっと引っかかって、もしかして、ミスキャスト？
犬童一心監督は、「ジョゼと虎と魚たち」がすっごく出来がよくて。
その映画の主演だった、池脇千鶴さんもすごく良かったのですけど。
なぜか、ずっと「メゾンドヒミコ」でも彼女が柴崎コウにダブってみえてしまった。
つまり、わたしのなかで、かってに主役が変わってしまったのです。
柴崎コウのしゃべり方やら、表情やらが、いちいち池脇千鶴さんにみえて
しかたなかったのです。
映画後半の、Ｈな展開で、なんとなく池脇さんの亡霊はやっと消滅したけどね。
俳優のオダギリジョーは綺麗な男の人で、それなのにわざと汚くしているのは、
自分のルックスとまだ折り合いが付いていないのかな、という気がする。
若い頃のブラッドピットがそうだったよね。わざと、変な 役ばっかりうけて。
ただ、そこに立っているだけで、画面がもっちゃうルックスなのにね。
男心のあや、ですか。
映画自体は、前半がちょっと、かったるいかな。
それおおぎなう後半の、ラブシーンの緊張感なんだけど。
それで、見終わった後は、おもしろかったなぁと思うのも、どうかと思う。
なんか、惜しいんだよね、この映画。
かぁ～～偉そうですね、このしめ方。失礼しました！
