アローン・アゲイン~ギルバート・オサリバン~

相変わらず、インフルエンザが猛威を振るっています。
学級閉鎖も、まだまだ順番に回っている感じですね。
最近ラジオで聞いた話によると、インフルエンザにかかりにくくなるには、ビタミンBをたくさんとるといいとか。
また、家庭の常備薬として漢方薬の葛根湯や麻黄湯(マオウトウ)http://kusurinosoudan.blog31.fc2.com/blog-entry-38.htmlを用意しておくといいそうです。


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さて、話が変わって,

最近、ギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」をメディアでよく耳にします。
どことなく懐かしさのあるメロディが切なくて、秋っぽいのかもしれませんね。
それにしても、この曲は1972年のヒット曲。いまだに、よく聞かれるというのは、名曲の証拠なのでしょう。


このブログを書くために、初めてこの曲の意味をしりましたが、びっくりしました。



アローン・アゲイン  ギルバート・オーサリバン


In a little while from now
If I'm not feeling any less sour
I promise myself
to treat myself
And visit a nearby tower
And climbing to the top
will throw myself off
In an effort to make it clear to whoever
What it's like when you're shattered
Left standing in the lurch at a church
Where people saying: "My God, that's tough"
"She stood him up"
"No point in us remaining"
"We may as well go home"
As I did on my own
Alone again, naturally
今からちょっと時間が経っても
もしまだ気がくさくさしてたら
一つこうしてやろうと自分に約束してある。
近くの塔へ行って
てっぺんまで登って
身投げしてやるぞって。
みんなに教えてやろうという気があるんだ
カラダがバラバラになるってどんなのかをね。
でも今は教会で誰にも相手にされずボツンとしている。
こんな声が聞こえる―
「お気の毒に」
「彼女に待ちぼうけ食わされたんでしょう」
「私たちここにいてもしょうがないですね」
「家に帰りましょうか」
昔もそうだったように
また一人になってしまった 当たり前みたいに。

To think that only yesterday
I was cheerful, bright and gay
Looking forward to
who wouldn't do
The role I was about to play?
But as if to knock me down
Reality came around
And without so much
as a mere touch
Cut me into little pieces
Leaving me to doubt
Talk about God in His mercy
Who if He really does exist
Why did He desert me?
In my hour of need
I truly am indeed
Alone again, naturally
もしこう考えたら,昨日までは
ボクは陽気で明るく楽しげで
わくわくしてたって考えたら,
ボクが演じようとしている役を
私ならしないと誰が思うだろう。
でもまるで打ちのめしてやるとばかりに
現実が現れて
ちょこっとも触ることすらせずに
ボクをこなごなに切り裂いてしまった。
それでボクは疑っている
慈悲に満ちた神の話とか
もし本当に神がいるならだれが神なのかとか
なぜボクを神は見捨てるのかとか。
まさかのときに
本当にボクは
また一人になってしまった 当たり前のように。


It seems to me that there are more hearts
Broken in the world that can't be mended
Left unattended
What do we do? What do we do?
ボクには思えるんだ。 もっともっと
世界には傷心しているのにそれを癒すこともできずに
相手にもされないままの人がたくさんいるって。
どうしたらいいんだ。 どうしたらいいんだ。

(instrumental break)

Alone again, naturally
また一人になってしまった 当たり前のように。

Looking back over the years
And whatever else that appears
I remember I cried when my father died
Never wishing to hide the tears
And at sixty-five years old
My mother, God rest her soul
Couldn't understand why the only man
She had ever loved had been taken
Leaving her to start with a heart so badly broken
Despite encouragement from me
No words were ever spoken
And when she passed away
I cried and cried all day
Alone again, naturally
Alone again, naturally
過去数年を振り返ってみると
他に何が目に浮かんで来ても
父が死んだとき泣いたことを覚えている。
涙を隠そうという思いなど毛頭なかった。
そして65歳で
母は他界した。
理解できなかった なぜ
母が愛した唯一の男はあの世に連れて行かれ
その男のせいで母は傷心した生活を始めなくてはいけなかったのか。
ボクの励ましにもかかわらず
母は言葉を失っていった。
そして母が他界したとき
ボクは1日中泣いて泣きまくった。
また一人になってしまった 当たり前のように。
また一人になってしまった 当たり前のように。

訳:HideS



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どん底に、暗い内容みたいですけど、こんな解釈もあります。
 『実は『アローン・アゲイン』は暗い歌ではなく, 『ミスター・ビーン』にも通じるイギリス的なユーモアと, 打ちひしがれた人々への同情を込めた心優しい歌なのです。』
http://www.eigo21.com/03/pops/107.htm


ウ~~ン、ネイティブには、どんな歌に聞こえているのでしょうかねぇ。


ところで、昔、初めてこの曲を聴いたとき、あまりにビートルズポール・マッカートニーに声が似ていて
「エ?ポールの声なのに、曲の感じがポールじゃないし??えっ??」っと、パニクッたのを思い出します。^^;


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