仮想世界を歩く２～アメピグ～

仮想世界・・・最近、歩き回ってます

。

うたい文句の、「あなたのそっくりのアバターがつくれちゃう」かどうかは、はなはだ疑問ではありますが、

とにかく、かわいらしいアバターです。

ヤフブロのアバターは、リアルとアニメっぽいキャラの中間を狙っていて、半端でどことなく気味悪さがある。

それにくらべ、アメピグは２頭身キャラに徹していて、大人としては、はあまりのかわいらしさに、はじめは違和感

があるのだけれど、見慣れると、これがかわいくてたまらない。自分の分身というより、自分のこどもですね。

それから、アバターにお金は使わない主義のわたしでも、結構毎日遊べてしまうのがよいですね。

スクラッチして、いろいろなアイテムを無料でゲットすることが出来るとなども魅力ですが、多分一番の魅力は、

チャットでしょう。

サークルや、町で知り合うピグ同士、かんたんにチャットが始まる。相手のプロフィールもクリックでわかるので、

大体、同年代あるいは趣味が同じだなと思ったら、話しかけてみる。姿は２頭身のピグではあるけれど、チャット

は生身の人間同士なので、ときには初めての会話で、人生まで見えたりすることもある。

先日お話した人は、４０歳のバツ一の女性。１７歳で結婚したものの、２児をもうけたあとに離婚。その後、苦労し

てこどもを育てるも、いっときは子供たちは悪い道に・・。しかし、今は２人とも資格をとり、上のお子さんは社会

人、この４月から下のお子さんも公務員だそうです。で、ご自分は新しいパートナーと一緒に暮らし始めているそ

うです。・・・・・・ちょっと、びっくりです。普通なら、初めて会った人と、なかなかここまで話はしないと思います。ピ

グ同士なので、気楽にお話してくださったのかもしれません。

まあそんなことで、チャットは楽しいのですが、

はじめると時間がかかるので、滅多にしません

けどね。

家から一歩も出ないで、誰かと話したいときは話したい時だけ話す・・・という、いわばコミニュ

ケーションのコンビニ化とでも、申しましょうか。

それがいいことなのかどうなのかは、人間にとって未知の領域です。

私たちは、どこに向かっているのでしょうか。

しかし、そんな考えはさておいて、これからも私は仮想世界でしばらく遊ぶつもりです。