ハラミュージアムアーク
今日は、群馬の美術館、ハラミュジアムアーク紹介をします。(+´ェ`+)
ハラミュジアムアークは、東京都品川区にある原美術館の別館として1988年に開館しました。
群馬では、唯一の現代美術を中心とした美術館です。
大体、群馬では現代美術どころか美術館すら持っていない市町村が多いというのに、なぜか牧畜の香り高い山
の中に突如として、最先端の芸術が見られる美術館が出来たというので不思議ではありましたが、これがなかなか
よいのです。
雄大な景色の中に、最先端の現代美術というのは如何なものかと思う
かもしれませんが、これが越後妻有アートトリエンナーレの例もあるよ
うに、自然の中で開放され心地よくなっている心に、普段は身構えてし
まいがちな現代アートも、すっと入ってくるのです。^0^
建物は、磯崎新氏設計の木造建築で、黒の外装と館中央のピラミッド屋根の正方形ギャラリーが印象的です。
圧倒的人気を誇る磯崎作品とあって、展示には興味が無くとも、建築を見るために来られる方も多数おられま
す。^ ^ ;
建物は主張しすぎず、シンプルでいながらモダン、かつ周囲の自然にも溶け込んでいます。
展示棟はA,B,Cの3つががそれぞれ独立しています。
それぞれの棟では、作品からかもし出す空気に包み込まれるような感覚を体感でき、
それは展示スペースに限りある都会の美術館ではとうてい味わえない贅沢さです。
また、2008年には東洋古美術を展示するスペース「觀海庵」(かんかいあん)がオープンし、現代だけでなく、各
時代の作品が鑑賞できるようになりました。
この廊下からの景色が↓
天気のいい日で、赤城山がくっきり見えました。
アンディ・ウォーホールの巨大キャンベル缶と
カフェ・ダール
カフェ・ダールでは、お隣の牧場の新鮮な牛乳で作った
ソフトクリームが食べられるそうです。
まだ食べていないので、今度行ったときに食べてみよう~。
磯崎新プロフィール
磯崎 新(いそざき あらた、1931年7月23日 - )は日本の建築家で、ポストモダンの代表的な建築家。建築設計活動のみならず活発な評論活動、芸術文化活動においても広く知られ、世界の建築、芸術・文化の領域においても極めて知名度の高い日本人建築家のひとり。国内外を通じて幅広く活躍している代表的なアトリエ建築家である。大分県大分市出身。父は実業家で俳人の磯崎操次。夫人は彫刻家の宮脇愛子。
また、この美術館は、伊香保グリーン牧場内にあり、そちらも散策したければセット券もあります。
グリーン牧場は、県内の幼稚園の格好の遠足先になっていて、私も子供たち2人の遠足に付き合いました。
こちらは普通にべたべたのファミリー向けになっています。
牛や羊、ふれあいコーナーにウサギ、牧羊犬によるヒツジの追い込みショー、などあります。
目の前には、榛名山。↑
そして、この美術館は観光地の真っ只中にあります。
足を伸ばせば、草津、万座などの有名温泉地もあるので温泉の帰りにここに寄るのもいいかもしれません。
この近くの美術館は他にも、ガレの作品がある群馬ガラス工芸美術館や、竹久夢二伊香保記念館(大正ロマン
観光スポットが目白押しです。
この記事のパート2として、「ハラミュージアムアーク収蔵品」をのちほ どアップしま~~す。^^